橋本伊都衛生施設組合

橋本伊都衛生施設組合は、橋本市・九度山町・かつらぎ町が共同し、し尿処理施設【橋本環境管理センター】の管理運営を行っています。

〒648-0043 和歌山県橋本市学文路172
TEL 0736-32-0028
FAX 0736-32-0209

ご挨拶

安全で快適な生活環境の整備は、恵まれた自然環境を守り、美しく住みよいまちづくりを推進していくうえで、地方行政に課せられた重要な責務です。
とりわけ、し尿などの廃棄物の衛生的な処理は、住民生活に密着した1日たりともゆるがせに出来ない業務です。
当施設は、水質の高度処理を採用し、処理の最終目的である放流水質の浄化を高水準に達成しています。
また、臭気等周辺の環境保全についても万全を期した施設であります。
しかしながら、年月の経過に伴い施設の老朽化が進むとともに浄化槽の普 及による浄化槽汚泥の混入率増加に対応すべく、平成6年度には国庫補助金等の財源にて約5億2千万円を投じ基幹的整備工事を実施。
また、平成12年 度には起債等(一般廃棄物処理事業債)をもとに約2億7千万円を投じて施設整備工事を実施、施設の再生と処理機能の充実を図りました。
さらに、平成21年度においては、CO2削減、公共施設の有効利用を考慮し、当施設での焼却運転を止め、脱水した汚泥を外部に搬送し、処分することといたしました。
今後とも、施設の適正な管理運転に細心の注意をはらい処理技術の練磨に 努めるとともに地域住民各位のご期待に沿うよう鋭意努力いたす所存であります。
最後に本施設の建設及び改修にあたり、格別のご理解をいただきました地 元の皆様をはじめ、関係者の皆様に心から感謝申し上げ、ご挨拶といたします。


橋本伊都衛生施設組合 管理者 平木 哲朗

組合組織図

組織図

組合の歴史

生活環境を清潔で快適なもととし、住みよい郷土をつくることが私たちの切実な願いであり、し尿などの廃棄物の衛生的な処理は自治体行政の基幹をなす施策です。当組合「橋本市・高野口町(2006年3月1日橋本市と合併)・九度山町・かつらぎ町」における、し尿処理については、昭和37年橋本市神野々地区に「紀ノ川プラント」を建設し、日量40Klの処理にて運転を開始、昭和42年に40Klを増設し、日量80Klの処理で対応してきました。
その後、人口の増加に伴い、日ごと増大するし尿処理に対応する住民要求に応えるべく、2カ年余りの工期と約29億円の経費を投じ、昭和59年に橋本市学文路地区に処理能力日量150Klの「橋本環境管理センター」が完成しました。

沿革

昭和35年

橋本市・高野口町・かつらぎ町・九度山町の一市三町共同でし尿処理施設の設置計画

昭和36年2月

橋本市外三ヶ町衛生施設組合の設立許可
施設名「紀の川プラント」に決定

昭和36年7月

橋本市外三ヶ町衛生施設組合の組織構成が確定
管理者1名・助役1名・収入役1名・監査委員2名
議会議員13名(橋本市4名・高野口町3名・かつらぎ町3名・九度山町3名)

昭和36年10月

橋本市神野々1243番地に設置許可
株式会社西原環境衛生研究所と契約

昭和37年12月

ネオ加湿式促進硝化方式(散布ろ床)の施設竣工
   ◎ 対象人口 40,000人
   ◎ 処理能力 40㎘/日

昭和41年

処理能力40㎘/日の増設を決定

昭和42年

処理能力40㎘/日増設設置許可
株式会社西原環境衛生研究所と契約
ネオ加湿式促進硝化方式+活性汚泥方式
   ◎ 対象人口 80,000人
   ◎ 処理能力 80㎘/日

昭和45年

希釈水不足のため、さく井工事を施工
橋本市神野々地区・岸上地区より施設撤去の要望あり

昭和46年

硝化汚泥の乾燥作業場が完成

昭和47年

橋本市議会において施設の移転を決定
橋本市外三ヶ町衛生施設組合議会において移転を決定
移転問題等のため、小委員会を設置(組合三役〔管理者・助役・収入役〕・各首長・橋本市議会議長)

昭和51年

新施設移転難航のため、神野々地区・岸上地区の同意を得て施設の改造を実施
施設改造工事(臭気対策・前処理設備・環境等)による特別委員会を設置
(各首長・橋本市議会議員〔地元議員2名〕)

昭和53年

「施設設置場所 橋本市学文路172番地」
橋本市都市計画審議会において処理場位置決定
高野口町都市計画審議会において処理場位置決定
かつらぎ町都市計画審議会において処理場位置決定
九度山町都市計画審議会において処理場位置決定

昭和56年

建設特別委員会先進地視察
地元(学文路区)建設特別委員会と議員で静岡県藤枝市の施設(藤枝環境管理センター)を視察
学文路区より建設に関する同意書の提出並びに覚書を締結

昭和56年3月

し尿処理施設整備計画書を提出
都市計画汚物処理場の位置決定に伴う事前協議書を提出

昭和56年7月

一市三町に都市計画案の公衆縦覧告示

昭和56年8月

建設説明会を三社(荏原インフィルコ・栗田工業・三菱重工)により実施

昭和56年12月

入札の結果、荏原インフィルコ株式会社と契約
低希釈二段活性汚泥法+高度処理
   ◎ 対象人口 100,000人
   ◎ 処理能力 150㎘/日

昭和57年3月

建築確認申請書、特定施設設置届出書を県知事に提出

昭和57年4月

建築確認申請書、特定施設設置届出書受理書交付

昭和57年8月

紀ノ川漁業協同組合より同意書の提出並びに協定書を締結

昭和57年9月

学文路区と協定書を締結

昭和58年12月

管理者・助役制度を廃止し、管理者・副管理者制度の導入
議員定数の変更(13名→9名)
(橋本市3名・高野口町2名・かつらぎ町2名・九度山町2名)

昭和59年8月

新施設名を「橋本環境管理センター」に決定

昭和59年9月

新施設試験運転開始

昭和59年10月

新施設本格運転開始
橋本環境管理センター運営委員会設置

昭和59年12月

新施設竣工式

昭和60年4月

旧施設(紀の川プラント)撤去工事を施工

昭和61年5月

旧施設(紀の川プラント)の跡地を橋本市開発公社に売却

平成2年9月

公平委員会の設置

平成6年2月

施設基幹的整備事業の決定

平成6年8月

施設基幹的整備事業を施工

平成7年4月

施設基幹的整備事業の竣工式
トラックスケール設置により、搬入料金をバキューム車(2t)1台あたり800円を10㎏あたり4円に改定

平成11年3月

施設外壁塗装工事を施工

平成12年2月

施設整備工事の決定

平成12年9月

施設整備工事を施工

平成13年2月

施設整備工事の竣工式
橋本市外三ヶ町衛生施設組合設立40周年記念式典

平成17年10月

かつらぎ町・花園村 合併
旧花園村のし尿汚泥受入開始

平成18年3月

橋本市・高野口町 合併
組合名称「橋本市外三ヶ町衛生施設組合」を「橋本伊都衛生施設組合」に変更
管理者1名・副管理者2名
議会議員10名(橋本市4名・かつらぎ町3名・九度山町3名)

平成19年2月

収入役制度を廃止し、会計管理者制度の導入

平成19年10月

全国環境衛生大会にて運営委員会会長が「環境衛生事業功労賞」を受賞

平成20年4月

期間限定で奈良県大淀町のし尿汚泥受入れ開始

平成21年8月

脱水汚泥の外部搬出開始(エコライフ紀北等)

平成21年12月

脱水汚泥等搬出改造及び乾燥焼却設備解体撤去工事竣工

平成23年2月

橋本伊都衛生施設組合組合設立50周年

平成23年3月

奈良県大淀町のし尿汚泥受入れ終了

平成26年9月

学文路区より操業延長について同意書が提出される

平成26年11月

奈良県大淀町のし尿汚泥を2週間限定で受入れ

平成29年4月

公平委員会の事務を和歌山県に委託

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